最終更新日 2022/12/8
突然、エコキュートのモニタにエラーコードE15が表示して、
お風呂のお湯張りが出来なくなりました。自前で修理を行っていくのですが、故障状態に納得できない部分もあり、修理過程を共有していきます。
エコキュートの動作不良は困ったものです。
この事案では、湯舟にお湯を張ることができません。思案の結果、正常動作するシャワー水栓で湯舟にお湯を張り、入ることにしましたが時間が掛かったりと何かと不便でした。
エコキュートは我が家では2代目になります。当機は2017年5月に更新しました。およそ5年の運用期間となります。
1台目もコロナ製でした。実は何度か自前で修理してきた実績があります。最終的にはヒートポンプユニットの故障で寿命は13年程度であり、更新することにした経緯があります。
2代目の諸元
故障(エラーコードE15の原因)
ネットで調査すると、「風呂循環の湯温サーミスタの異常」と出てきました。
サーミスタは温度変化を検知するセンサーです。貯湯ユニット内部を確認しました・・・・
すると、
サーミスタの根本で断線です😢
なんで! 振動とか機械的な負担が掛かる箇所なの?と疑問が湧いてきます。設計や施工不良と勘ぐりたくなります。
これで修理を頼めば幾らかかることやら。細い配線とはいえ、2本のケーブルが断線しているのは事実です。
・根本から断線しているので、はんだ修復は無理そうです。
・ネット検索を試みましたが、コロナからのサーミスタの部品供給は
ありません。
ダイキンからサーミスタの同型部品が供給していることを知りましたので
一か八か、購入することにしました。
コロナ製のエコキュートに
ダイキンの部品を投入するという、
すごい荒技であることに違いありません。
ご覧いただいている皆様へ奨励は出来ませんので、ご理解いただければと思います。
ただ、同じ部品を共用していることは明白でありますので、サーミスタの新旧を確認(抵抗値)して活用出来れば幸いです。
コネクタはさすがに違うので対応が必要です。
断線部分には熱収縮チューブで補強しました。
最後に、古いサーミスタに付いているOリングを付け替え、戻して修理完了です。
リセットのち、
お湯張りを実施して作業箇所の水漏れ確認を実施します。問題なければ、復旧して終了です。
エラーコードが消え、通常の状態に戻りました。
当該箇所は湯舟へのお湯を張りを行わない限り、水圧が掛からないので作業がしやすいですが、常時加圧されている箇所の補修は面倒です。
補修方法について共有させて頂きましたが、電気回路・水の回路が理解できないと難しいかもしれません。修理にあたっては、自己責任でお願いすると共にコメント頂ければ可能な範囲で修理などのお役にたてていければと思います。
今回は電気代高騰対策の投稿を制作している最中にエコキュートの故障に見舞われました。もし、よろしければ電気代高騰対策もご覧いただけるとありがたいです。
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