最終更新日 2023/06/21
自宅の電気代がうなぎ上りで大変な今日です。
当方の家はオール電化住宅で電気料金プランは「電化上手」です。こちらは東電が自由に料金設定出来るので、従量型のプランと違って料金がすでにアップしています。
従量料金と燃料調整費を合算した図を以下に掲載します。
燃料調整費を入れると実は凄い単価になっていることが!
電化上手のメリットである「夜」の単価でも24円を超過しています。
エコキュートはこの夜の単価で水→お湯へ沸かしています。
次に、太陽光パネルです。
屋根には太陽光パネルが約3.1Kwを設置しています。すでに卒FITしており、売電単価は8.5円/Kwhです。
エコキュートは昼間稼働させた方が安くなるのではないか!
8.5円でしか売れない太陽光より、お湯を沸かすことに費やした方がいいと思いました。24円が浮くことになります。
具体案です。エコキュートは2017年製です。
もちろん最新では無いので昼間に沸かす機能はありません。そこで、エコキュートの時間をずらして昼間に沸かすように誤認識させることにしました。
詳細には時間を8時間ずらしで様子を見ます。
この設定を2023/1/1よりスタート。
良好な結果が得られたので、同じ環境であれば皆さんも試してはいかがと思いまして掲載しました。
折れ線グラフが昨年値です。棒グラフが本年で電気代が他の各月で上昇しているのがわかります。2月と3月は全日、エコキュートの時間ずらしを行っていますので、電気料金が上昇しているのに昨年と同様か(2月)、昨年より下回る結果(3月)となっています。
消費電力量もお見せします。
エコキュートの時間ずらしを開始した1月分から、昨年度より電力量が減少していることがわかります。使用している電力量は他月では昨年と同等であることがわかります。
雨天などの影響を受けますがメリットの方が大きいと感じます。
まとめ・注意点
1,追加の資金はゼロ(蓄電池設置などの追加投資は不要)で、電力高騰対策を
講じることが可能!
2,エコキュートの時間ずらしは、沸かし始めるタイミングを日中の12時前後の
時間帯に設定調整する。メーカーや機種によって違うと思われるので、
ずらし直後は注意深く観察する。
3,太陽光パネルが設置されていて、卒FITであることが前提。
4,効果の確認は必ず実施。
5,燃料調整費がゼロになったり、太陽光の売電単価が上昇して「買電単価と
売電単価」が拮抗しそうな場合は時間ずらしはやめる。
6,昼間沸かしの方がエコキュートの効率は良いとのネット情報
(水温が夜間に比べて高いのが要因 10%ほど向上)
2023/6/21 追記
その後の経過報告です。
太陽光発電の単価が下がった方→太陽光発電はそのままエコキュートの電力へあてる!
半年の稼働で見えてきました。方向性はあっているとの結論です。
上記グラフから6月は103Kwhの削減(前年比)です。
参考!(削減効果 前年比)
1月 164Kwh
2月 200Kwh
3月 226Kwh
4月 211Kwh
5月 85Kwh
6月 103Kwh
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