すずらん峠~蓼科山(日本100名山)プチ周回

最終更新日 2022/12/11

概要
登山日 2022/12/10 ピーカン
すずらん峠駐車場⇒竜源橋⇒天祥寺原⇒将軍平⇒蓼科山頂⇒すずらん峠
標準CT 登り3:30 下り2:00 車道歩き含まず
累積高低差 889m
歩行距離 9.42km

中部山岳の山々を見渡す目的で蓼科山をチョイスしました。360度、名だたる山に囲まれ、山座同定にもってこいです。

蓼科山山頂より(左:端正な裾野の八ヶ岳連峰 右:南アルプス)

アクセス
中央道を都心⇒長野方面へ向かうと、
笹子トンネルを抜け、長い下りの終盤から山好きにはたまらない絶景です。
白峰3山、鳳凰山、甲斐駒、八ヶ岳、金峰・・・。わき見運転は禁止ですが、うーん誘惑に負けそうです。

諏訪南ICで中央道を降りて、ビーナスラインへ進みます。標高1100m、1200mと高度を自動車が頑張って上げていきます。蓼科湖より上部は別荘地がひろがり、気分が高まります。

標高1500mで北八ヶ岳ロープウェイ分岐があり、その辺りから道路わきに雪が残り初めてきます。このエリアは冬タイヤが必要です。

すずらん峠駐車場は標高約1700m、バイオトイレがありますので、安心。
今回は、ピストンではなくプチ周回とするため、車道を下ります。

カーブのところが登山口(竜源橋)
看板があるので、迷うことはありません

車道わきの残雪を横目に登山口に到着。ここで標高は約1660m、1.3kmほど歩いて来ました。ここから、蓼科山と北横岳間の谷間を上がっていきます。
原生林の中の緩い勾配を進みます。2022/12/10でこのエリアは雪は少ないです。
天祥寺原付近に近づくと、開けて蓼科山や北横岳が見えます。

蓼科山
北横岳

天祥寺原を右に分岐します。標識完備です。
将軍平に向かっていくのですが、途中ガレ場を登っていきます。この最上部で、道が不明瞭になりますので注意してください。リボンがありますので見失ったら、少々戻るのが賢明です。
ガレ場の道中はロープなどで誘導されます。

ガレ場(かれ沢です)

2022/12/10では将軍平の山小屋で人に会うことありませんでした。ここは蓼科山登山道の要衝です。

最後の急登です。雪も多くなりました。さすがにアイゼン等の滑り止めはあった方がいいです。
(まだ登れなくはないですが、安全のため。これ以降の着雪は必携かと)
ほどなく、森林限界を抜け、山頂の山小屋に到着です。

手前:霧ヶ峰・美ヶ原 奥:北アルプス
中央アルプスと御嶽山
赤城とその奥日光連山、中央に荒船、右:両神山
左:後立山連峰 中央:頸城 右:四阿山
浅間連山と山頂部のようす

山頂では比較的、穏やかでしたが防寒対策はしっかりとしました。
可能な限り山頂で山座同定したかったので、厳冬期用のダウンジャケットを持参。当然山頂で貧相な昼食(カップラーメン)を取りました。
偏西風が吹き荒れるこれからは、長時間の山頂滞在は厳しいですね。

下山はすずらん峠へ向けて一直線です。
山頂直下の露岩帯は鎖が多数付いていますが、難易度は高くありません。
駐車場が近くなると、笹の中に登山道がある状態になります。


さて、下山後の報告です。
おすすめは「蓼科山温泉!」です。
プール平にある公共浴場風の温泉です。ここの源泉は三室温泉を引いていて泉質は酸性・ナトリウム泉。湯上りのポカポカがキープされ、皮膚に効能が高いとされる酸性の温泉です。
泉質は良いのですが、シャンプーは別料金、シャワー水栓が全て設置されていないなど、満点ではないところもあります。運営はお隣の民間企業のようです。
詳細はリンク先をご参照ください。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です